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IIJ、インターネットの最新の技術動向・セキュリティ情報のレポート「Internet Infrastructure Review」Vol.19を発行

サイバー攻撃対応演習の設計に関する資料を公開

2013年05月28日

株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 幸一、コード番号:3774 東証第一部)は、インターネットの基盤技術に関する最新の技術動向や、セキュリティ情報を紹介する技術レポート「Internet Infrastructure Review (IIR)」のVol.19 を本日発行いたしました。

今号では、2013年1月から3月までの3ヵ月間を対象として、セキュリティインシデントや迷惑メールなどの観測情報をまとめ、IIJが取り扱ったインシデントと対応について紹介するとともに、対象期間中に発生したセキュリティ関連の着目すべき事象について解説をしています。また今号ではIIJ技術研究所で開発中の個人向けストレージシステム、Tamiasについて紹介しています。

今号のトピックは以下のとおりです。

サイバー攻撃対応演習の資料を公開。

  • サイバー攻撃対応演習は、インシデント対応能力向上や人材育成の有用性の面で注目されている。
  • 演習の概要、シナリオ設計方法、実施について詳細な手順と事例を公開。

大規模なインシデントで利用されたマルウェアを調査。

  • 3月20日、韓国の複数の放送局、金融機関において同時多発的にマルウェア感染によるシステム停止が発生。原因となったマルウェアの一部「Wiper」「Dropper」の検体を解析したところ、これらのマルウェアは、複数の組織で同時多発的に被害が発生するようにプログラムされていたことが判明。
  • 3月中旬、日本国内の285のWebサイトが改ざんされ、閲覧者を不正なサーバへ転送する状態が発生。転送先のマルウェア「Pony」の検体を解析したところ、日本国内で広く使われているソフトウェアから認証情報を窃取することが判明。「Pony」は日本を攻撃対象に含んでいると推察できる。

インターネットでは、企業や政府関係機関を狙った標的型攻撃が継続的に発生。

迷惑メールの割合は、前回から5.0%の増加。前年同時期からは1.7%の減少。

IIJ技術研究所はオンライン分散型のストレージ環境 Tamiasを開発中

  • Tamiasは、共有を実現しながらプライバシーを保護し、オンラインデータの不正使用を防止する強力な認証機構を提供するオープンソースのフレームワーク。
  • Tamiasのアップロードの性能は、ユーザのストレージノードの配置に対する工夫で変わる。

以下のサイトでIIRの全文をご覧いただけます。

IIR について

「Internet Infrastructure Review」は、インターネットが抱える技術的課題についての認識を、関連する多くの機関やお客様と共有することで、インターネットが安心、安全な社会基盤として発展する一助となることを目指し、2008年10月より季刊で年4回発行している技術レポートです。IIJがインシデント観測の仕組みで収集した各種攻撃の傾向と対策に関する情報や、インターネットバックボーンの運用を通して蓄積した技術的知見を掲載しています。

報道関係お問い合わせ先

株式会社インターネットイニシアティブ 広報部

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング

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