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2013年度IIJグループ入社式 社長挨拶(抜粋)

2013年04月01日
株式会社インターネットイニシアティブ
代表取締役社長 鈴木 幸一

入社おめでとうございます。

IIJは創業21年目になりますが、皆さんのように両足を揃えて背筋を伸ばして座っている姿は、普段見慣れない光景でびっくりします。私は既に40年以上インターネットに関わっています。インターネットは、世の中を変える大きなイノベーションだと好き勝手な人達がやり始めたのですが、今日インターネットはある種の社会性を持つまでになりました。少なくとも2050年くらいまではインターネットをベースとした技術が、世界の産業や経済を牽引するでしょう。皆さんはインターネットの恩恵を受けて育ってきました。我々はインターネットを使っている人がまだいない時に、面白がって作り上げてきました。そんな訳で、インターネットの存在を当たり前だと思っている皆さんとは全く異なります。毎年、我々のような化石の世代とは違う感覚を持った人達が入社してくることは、会社にとってとても素晴らしいことです。皆さんは、グループ全体の人員の5%の割合で、とても大きな存在です。こうして毎年4月1日に新しい社員が入ってきますが、会社というものは新陳代謝をしないと成長しません。皆さんのような若い感性を持った人達が、IIJを変えていくことに大きな期待をしています。

さて、社会人になると学生時代と何が違うのでしょうか。学生は、勉強をしても怠けても個人の責任で完結します。社会人になると、何かを開発する、製品を作る、お客様に売る、これらの行為は個人では完結しません。学生時代は個人の失敗ですみますが、社会人の場合はすべて会社の責任になります。社会人になるということは、社会性を持つということです。これからは自分の行動に社会的な責任を持たなければなりません。今日はその気持ちの切り替えをしてください。皆さんにとってもう楽しい時期は終わってしまったということを覚悟してもらわなければなりません。一方で、会社は、やりたいことをやって失敗しても、その損は個人に行くのではなく、会社が引き受けてくれるという面白い場なのです。

IIJは、インターネットという大きな技術革新に関わりたいという技術者が、集まってできた会社です。「インターネットを新しい情報通信の手段として使えるようにしたい。それができたら世界は変わるのだ」という大きな野望を持った人が集まったのがIIJの始まりです。その後、やりたいことが膨らんでくると、お金が足りなくなります。やりたいことをやるためには、会社を成長させて、収益をあげる必要があります。そのようなことを繰り返しているうちに、会社が大きくなってしまったのです。

正式な会社名はインターネットイニシアティブですが、IIJという略称の方が世間で認知されています。やりたいことをやるために会社を発展させてきたIIJの思いが消えてしまわないように、今でもイニシアティブという社名を変えずに残しています。営業部門に行くと売上目標があります。なぜそのような目標があるかというと、世界で一番早く、日本で一番早く新しい世界を切り拓く、といった思いを実現するためです。現場にいるとそのことを忘れて、だんだん数字や期限しか見えなくなってくる、ということがあるかもしれません。しかし「インターネットは非常に大きな技術革新を起こす」という思いを持って集まった社員が、給与も十分に支給されない中、やり通してきたという原点を忘れないで欲しいと思います。

今は何をやりたいか、ということが分からないかもしれません。しかし、今日からは、自分がこの会社で何をやりたいのか、ということを考えてみてください。その実現のために会社はできるだけの支援をします。そうしていくことで、今後も会社は大きく発展すると考えています。インターネットは皆が使えるようになりましたが、まだ危ない世界でもあります。しかし、それはまだまだたくさん成長の余地があるということです。次の数十年、皆さんが力を発揮して、IIJが常にイニシアティブを取り続けられるような会社にして欲しいと思います。

報道関係お問い合わせ先

IIJグループ 広報部

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング


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