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IIJ、「松江データセンターパーク」の拡張を発表

2013年02月07日

株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 幸一、コード番号:3774 東証第1部)は、国内初の外気冷却コンテナユニットによる商用データセンターとして2011年4月に開設した「 松江データセンターパーク」について、現在の2倍の施設規模に拡張することを決定し、2013年4月より増設工事に着手することを、本日発表いたします。IIJでは、本データセンターを自社のクラウドサービス「IIJ GIOサービスblank」のファシリティとして活用してきましたが、IIJ GIOサービスの利用が順調に増加し、今後も拡大が見込まれるクラウド需要に対応するため、この度の拡張を決定いたしました。また併せて、お客様個別のIT機器を預かるハウジングスペースを同敷地内に新設します。

新たに増設するデータセンター施設は、本年秋の稼動開始を予定しています。コンテナ設置スペースを現状の24台から48台に拡張し、サービス需要に応じて段階的にコンテナを増設する予定で、電気設備も現状の2倍の規模に拡張します。コンテナモジュールには三相4線式で給電し、変圧回数を減らすことで配電ロスを低減(※1)します。また、従来に比べ高密度にIT機器を実装することで、投資コストの低減及びスペースの有効活用を推進するとともに、一年を通じた外気空調の採用に向けた検証を進め、環境配慮型データセンターとして更なる省エネを追求してまいります。

新設するハウジングスペースは、ディザスタリカバリやBCP対策の一環として西日本地域にバックアップサイトを構築したいという需要に対応するものです。松江データセンターパークの地震リスクを表すPML(※2)は1.2%と極めて低く、お客様は、災害リスクの小さい環境でITシステムを構築することができ、更にIIJ GIOサービスと組合せることにより、柔軟なITリソースを利用することが可能になります。

IIJでは引き続き、高いクラウド需要及びクラウドと親和性の高いハウジングのニーズに応える最新のデータセンターを順次展開し、お客様に最適なサービスを提供してまいります。

  1. (※1)配電ロスを低減
    通常UPS装置は三相3線方式・400Vの出力であるため、IT機器に配電をするためには変圧器を設置し、200Vの電圧に変換する必要があったが、UPS装置を三相4線方式・400V/230Vの出力にすることで、変圧器を設置することなく、IT機器に配電を行うことができる。
  2. (※2)PML(Probable Maximum Loss:予想最大損失)
    今後500年間のうちにあらゆる地震によって引き起こされる損失のレベル。PMLはパーセント値として表され、評価対象物を破損する以前の状態に修復するのに必要な費用を、そのものの再調達価格で除した値。10%以下ならリスクは極めて小さい。

関連サービス・ソリューション

本プレスリリースに関連するIIJのサービス・ソリューションは以下になります。

報道関係お問い合わせ先

株式会社インターネットイニシアティブ 広報部

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング

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