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IIJ、次世代のモジュール型エコ・データセンターの建設を発表

国内初の外気冷却コンテナユニットによる環境配慮型データセンターを建設

2010年05月14日

株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 幸一、コード番号:3774 東証第一部)は、本年2月より実証実験を行ってきたモジュール型エコ・データセンターの商用化を決定し、2010年6月より新たなデータセンターの建設に着手することを、本日発表しました。

IIJでは、国内初の外気冷却方式を採用したコンテナユニットによるデータセンターの実用性について実証実験を行ってきましたが、現在までの実験結果としてPartial PUE(※1)=1.1以下の実測値が出ており、その有効性が検証されています。このため、通年でも目標のPUE1.2まで電力利用効率を高められると判断し、商用化を決定しました。

本データセンターは、自社のクラウドサービス「IIJ GIO(ジオ)」のファシリティとして活用し、サービス需要に応じて段階的に増設する予定で、最大20モジュール(サーバ5,000台規模)となる見込みです。今回の投資計画では、まず第I期分として、5モジュール(サーバ1,600台規模)を建設し2011年2月に稼動を開始する予定で、建設コストは約11億円となります。来年度以降は、需要に応じて最適な規模のファシリティを順次増設し、クラウドの特性であるスケールアウトに迅速に適応できる次世代型データセンターとして、地域の自治体や電力会社グループとの関係を強化しながら、全国の複数拠点に展開していくことも検討しています。

IIJでは、本データセンターの利用により、IIJ GIOの現状のファシリティコストを4割削減でき、サービスの価格競争力を一層高められると同時に、従来型データセンターに比べCO2の年間排出量を約4000t削減できると試算しています。IIJ GIOの特長である高いサービス品質に加え、環境性能、コスト両面においても差別化と競争力強化をはかり、今後成長が期待されるクラウド市場でのシェア拡大を目指します。

IIJグループでは、今後もグリーンITを推進するとともに、クラウド環境に最適な低コストでエネルギー効率の高い次世代データセンターの展開に積極的に取り組んでまいります。

  1. (※1)Partial PUE:UPSや配電盤などの消費電力を含まない部分的PUE。データセンターの省電力化を推進する業界団体The Green Gridが、コンテナ利用などによる電力利用効率化を表す指標として検討している。従来型データセンターのエネルギー効率を示す指標であるPUE (Power Usage Effectiveness) は、データセンター全体の消費電力をサーバなどのIT機器の消費電力で割って算出する。現在の一般的なデータセンターのPUEは2程度といわれる。
報道関係お問い合わせ先

株式会社インターネットイニシアティブ 広報部

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング

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