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2009年 プレスリリース

IIJ、インターネットの最新の技術動向・セキュリティ情報のレポート「IIR vol.4 August 2009」を発行

2009年08月24日

株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 幸一、コード番号:3774 東証第一部)は、本日、インターネットの基盤技術に関する最新の技術動向や、セキュリティ情報を紹介する技術レポート「IIR(Internet Infrastructure Review) vol.4 August 2009」を発行いたしました。

今号では、2009年4月から6月末まで3ヵ月間を対象とし、セキュリティインシデントや脆弱性、迷惑メール等について、観測情報をもとにした分析と対応方法を記載しています。また、ブロードバンド利用者の利用状況に関する詳細な分析と、クラウドコンピューティングを支える分散システムについて、実際にIIJがサービス基盤で活用しているシステムを例に解説を行っています。今号のトピックは以下の通りです。

一般的なブロードバンド利用者のトラフィック量は4年で3.6倍に上昇(本文より抜粋)

  • ブロードバンド利用者全体の1日の利用量を、2005年2月と、2009年5月のデータで比較すると、アップロード(IN)の平均は430MBから556MBと約1.3倍に、ダウンロード(OUT)の平均は447MBから971MBと約2.2倍に上昇
  • ダウンロード(OUT)の詳細を分析すると、P2Pファイル共有等を利用するヘビーユーザの通信量は2GB前後で大きな変化は無いものの、一般の利用者の通信量が32MBから114MBと約3.6倍に大きく上昇
  • 一般の利用者によるリッチコンテンツの活発な利用等による、トラフィックへの影響がうかがえる

図:利用者の1日のトラフィック量分布

迷惑メールの送信元1位はブラジル(本文より抜粋)

  • 受信メール全体に対する迷惑メールの割合は81.6%
  • 迷惑メールの送信元1位は、全体の11.8%を占めたブラジル(BR)。日本国内からの迷惑メールは、送信側の対策が進んでいるため、2.6%と低い割合で推移
  • 日本に送られてくる迷惑メールの大部分が海外から送信されていることから、引き続き迷惑メール対策の国際連携が重要

図:迷惑メールの送信元

ID・パスワード等を盗むマルウェア Gumblar の実態 (本文より抜粋)

  • 改ざんされたWebコンテンツを参照することで感染しID・パスワード等を盗み出すマルウェアGumblarの感染が数多く報告されている
  • 複数のマルウェアが連動し、変異、情報の搾取、証拠の隠滅等を行う巧妙な活動についての解説を掲載

図:Gumblar 攻撃の全体像

  • ※ 上記図をクリックすると、拡大されます。

IIR vol.4 August 2009

  • エクゼクティブサマリ
  • インフラストラクチャセキュリティ: 多様化するマルウェア感染
  • ブロードバンドトラフィック: 増大する一般ユーザのトラフィック
  • クラウドコンピューティングテクノロジー: 分散システム dddの実装と活用
  • メッセージングテクノロジー: ボットネット管理元遮断による迷惑メール対策の限界
  • インターネットトピック: Messaging Anti-Abuse Working Group

IIR Webサイト

IIRはPDFで全文を公開しています。詳細は下記のWebサイトよりご確認ください。

  • ※ 冊子の発送をご希望の方は、上記のWebサイトからお申し込みいただけます

IIR について

「Internet Infrastructure Review」は、インターネットが抱える技術的課題についての認識を、関連する多くの機関やお客様と共有することで、インターネットが安全な社会基盤として発展する一助となることを目指し、2008年10月より季刊で年4回発行している技術レポートです。

IIJがインシデント観測の仕組みで収集した各種攻撃の傾向と対策に関する情報や、インターネットバックボーンの運用を通して蓄積した技術的知見を掲載しています。

報道関係お問い合わせ先

株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング 〒101-0051
Tel:03-5259-6310 Fax:03-5259-6311 Email:press@iij.ad.jp

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